ココロとカラダにいい暮らし

大好きなスポーツや、お料理・写真・フラワーレッスン・そして我が家の文鳥たち・・・などなど。好きなモノ・好きなコトに触れながら過ごす日々を綴っています。

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ブーリン家の姉妹

久しぶりの映画鑑賞です。

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昔、公開された映画『エリザベス』は
お気に入りの映画のひとつ。
中世のヨーロッパを舞台にした映画が大好きです。

この『ブーリン家の姉妹』は、
エリザベス1世の母であるアン・ブーリンが
王妃となり、母となり、やがて夫であるヘンリー8世に
処刑されるまでの物語を描いています。

『エリザベス』はすでに観て知っているけど、
エリザベスの誕生までにはいったいどんなドラマがあったのか
全く知りませんでした。


父親の野心のために、国王の愛人候補となった
アンの妹メアリー。
夫が居る身でありながら、国王の絶対的権限で
夫とは引き離され愛人として宮廷での暮らしが
始まり、やがて男児を出産するも、
その頃には、国王はメアリーよりも姉のアンに心を惹かれます。
姉のアンは、実はずっと以前から国王の愛人になることを望んでおり
妹への復讐とばかりに、王の愛人である立場を受け入れるのです。
しかし、アンの本当の目的は王妃となり、息子を生むこと。

ブーリン家は姉妹のおかげで宮廷の生活や
爵位が与えられ繁栄していきます。
やがてアンは、国王に王妃との離婚を迫り、
ついに王妃の座を手に入れるのです。
のちにアンの誕生させた子供が女児であったことに落胆した国王。
その頃から二人の関係も思わしくなくなっていき、
二人目の子を流産し、王の忍耐も限界に達し
アンは不定と近親相姦の罪で死刑を宣告され、処刑されます。

アンが残した女の子。

これがのちのエリザベス1世。
やがて彼女はイングランドを45年間統治しました。。。


今の時代とは違い、国王に愛人がいるのは当たり前のことで、
王族間においては、一家の経済的・社会的繁栄のために
我が娘でさえも、道具のように国王に愛人として差し出します。
たとえ国王に捨てられた女性だとしても、”ハク”がつくというのです。

国王の絶対主義な立ち振る舞い。
誰も諭すことができず、国王の言動に逆らえば首が飛ぶ。

一国の主でありながら、次々と女性をおもちゃのように
飽きたら捨て、また新しい女性を求めて世継ぎを生ませるというのは
昔はどこの国でもあたりまえのことだったんだろうけど、
当時の女性は、なんでこんなことをされても黙って我慢しているの?
不思議に思います。

そして、自分たち一家の繁栄のために子供を犠牲にする親。
今の時代ならば、許されないことですね。

この父親の陰謀によって、国王とかかわったすべての家族が
悲劇に追い込まれる様は、観ていてあまりにも悲しいものが
ありました。
ただひとり、妹メアリーだけが、最後にはささやかな幸せを
手に入れることができたようです。

今の時代では考えられないような物事が
当たり前のようにまかり通っているため、
映画が終わった後は、呆然としてしまいました。
昔、どこの国でも少なからずともこんな思いをしてきた
女性たちがたくさんいるのだ、と。

でも歴史のほんの一コマにすぎないんですよね。
この人たちの一生というのは。

私も、今回この映画で初めて”アン・ブーリン”という
女性の存在を知りました。
もちろん、世の中には知っている人はたくさんいると思いますが。。。
妹メアリーの存在は、実はそれほど知られてはいないそうです。
しかも、実のところ、メアリーは妹ではなく本当は姉だったという
説もあるみたいです。

豪華絢爛な中世の屋敷や衣装、貴族の華やかな様子を
堪能しながらも、ラストを見終えたときには、
ふと、目が熱くなっていました。
歴史の一コマの重たさを感じた映画でした。

これを見終えた後に、もういちど『エリザベス』を観るといいですね。
まるで、スターウォーズ6を見終えて、エピソード1~3を観るかのように。

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